「埼玉県の企業をめぐる~地の利を活かして~」
令和7年12月24日(水)
1 特別養護老人ホーム 共生の家(蓮田市) 2 JA南彩 菖蒲グリーンセンター(久喜市) 3 さいたま大宮造幣局(さいたま市大宮区) 4 慈恩寺玄奘塔 岩槻ともちゃん地蔵(岩槻市)
24名
昨年12月24日(水)に、第49回企業見学を行いました。 まず、特別養護老人ホーム 共生の家を見学しての参加者の感想を紹介します。 「共生の家を見学し、特別養護老人ホームの職員の皆様に深い敬意を表します。一人ひとりに丁寧に向き合い、根気強く接している姿がとても印象的で、心から尊敬しました。」 「特養老人ホームは初めて入って見ました。中には適切な環境、設備も整い、利用者にとって安心して暮らせると思いました。」
菖蒲グリーンセンターは、1月から5月まで隣接の水耕園と近隣の農家とでいちご狩りが行えるとのこと。この日はいちご狩りにはまだ早く、一つだけ試食をさせていただきました。いちごといえば今では栃木や福岡が有名ですが、昭和30年代後半頃は埼玉が全国一位の作付け面積を誇る一大産地だったとのこと。「あまりん」「かおりん」「べにたま」などが埼玉産いちごのブランド名です。 一粒の「いちご」の陰には生産者の様々な苦労があることと思いますが、たった一粒でも食べる人の顔を輝かせるものだなと参加者を見て感じました。
次の見学地造幣局さいたま支局は、事前の下見が効を奏して局職員の方の協力のもと、わかりやすく効率よく見学することができました。「プルーフ貨幣」という色あせることのないピカピカの硬貨への磨きあげ方、誇り高い勲章、メダルの製造過程を見学して、日本の技術の精巧さに感嘆の声が聞かれました。
今回は埼玉県内を回るということで、岩槻市にある「ともちゃん地蔵」も見学しました。戦後、満洲の日本人難民収容所で「お母さんが恋しくなったら自分のおへそを見なさい。そこにお母さんはいるから」といって亡くなったお母さんのことを思い、おへそを覗きながら命絶えたともちゃんと、避難所の子どもたちを慰霊するために岩槻市在住の中国残留婦人の村上米子さんが中心となって建てたお地蔵様です。地蔵は慈恩寺の玄奘塔敷地内にあり、日本と玄奘三蔵とのつながりにも興味を引かれる見学となりました
なお、今回の企業見学では、中国残留邦人の体験と労苦を語り継ぐ戦後世代の語り部の 𠮷岡孝行さんと巻口清美さんに案内役として大変お世話になりました。 [参考] 「ともちゃんのおへそ」杉山春 夢工房 「満洲の星くずと散った子供たちの遺書;新京敷島地区難民収容所の孤児たち」増田昭一