中国帰国者自立研修センターの事業を受け継いだ中国帰国者日本語学校は資金面での悩みが多いが、株式会社援護化学の滝田幸子社長の援護のもとに順調に活動をつづけている。
学生は中国残留邦人とその家族を中心に、その他結婚で来日した中国人女性ら十代から五十代とさまざまだが中途入学そして中途退学などで、通常は5〜8名が通学している。日本語講師は鈴木康夫、羽田美奈子、落合隆子、渡部正雄、の4名でボランティアで教えている。学生の授業料などは一切無料で、学生たちの学習にかける思いはあつく、意欲も模範的で、問題らしきものは全くない。
(平成24年4月)
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