各地でのボランティア研修会の開催/北海道開催

■北海道開催 [ 2002年10月11日 ]


第1回目のボランティア研修会は北海道庁並びに北海道中国帰国者自立研修センターのご協力のもと、10月
11日に札幌市において開催され、20の団体及び関係機関から50人を超える参加がありました。

講演の後三つのテーマでの分科会が行われ、北海道の帰国者の現状や他地域の取り組みの紹介を
もとに、今後の取り組みについて活発な議論が交わされました。

中国帰国者支援を行っている団体だけではなく、樺太帰国者支援団体や国際交流、在日外国人支援、
外国籍児童の日本語教育に関わる団体等、今まであまり顔を合わす機会の少なかった様々な分野の
ボランティアが一堂に集まり、ボランティア共通の問題や悩みについて話し合い、担当者も交えて
意見交換する交流の場となったことも大きな成果でした。

中国帰国者支援を中心に活動してきたボランティアにとっては様々なボランティアの活動を知る良い
機会となり、逆にあまり中国帰国者との接点がなかったボランティアにとっては中国帰国者を知る良い
機会となったようです。

お互いの活動には共通点も多く、補完し合えるものも多々あることが分かり、今後は中国帰国者支援
のみにこだわらず、幅広くボランティア間での協力・交流を促進することを検討していこうという新しい
動きも出てきたようです。


【ボランティア研修会北海道の講演及び分科会】


講演1 「帰国者支援の継続と発展に向けたボランティアとしての取り組み」
日中友好経済交流協会 副理事長 難波三良氏

講演2 「教室と外をつなげよう―共生社会の視点から―」
日本ヒューマンアカデミー講師 浅倉美波氏

分科会1「地域社会での交流活動の促進」

分科会2「働き盛りの方への日本語学習支援の課題と取り組み」

分科会3「帰国者子弟(児童生徒)の進学進路問題をめぐって」




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