就職援助事業/見学

第30回企業見学
日時:

平成26年7月1日(火)

場所: (1)神奈川県立東部総合職業技術校「かなテクカレッジ東部」
(2)日産自動車横浜工場
参加者:

36名



中国帰国者支援・交流センターでは年2回、職業訓練校と近隣企業等の協力により、主に就職を希望する帰国者2・3世を対象とした「企業見学」を実施し、就職に役立つ情報の提供と相談、支援に努めています。今回はその30回目となり、7月1日(火)に帰国者1世を含む36名が参加し、神奈川県立東部総合職業技術校「かなテクカレッジ東部」(神奈川県横浜市鶴見区)と日産自動車横浜工場(神奈川県横浜市神奈川区)を訪問しました。

かなテクカレッジ東部では、野球場3つ分の広さの敷地内に15の訓練コースを設置しており、当日は江尻課長、谷森課長、金子課長の3名の案内で、電気、自動車整備、溶接・板金、造園、室内施工、ビル設備管理、ケアワーカー、給食調理などの授業を見学しました。

かなテクカレッジ東部のある京浜工業地帯では、「ものづくり」に特化した技術の成長により当初から産業が盛んであったという歴史を聞きながら、参加者たちはみな技術に関するコースの説明に興味津々で、時には質問もありました。

日産自動車横浜工場では、最初に創業当時の建物の館内で、担当者から事業の規模や実績についてビデオを見ながら説明を聞きました。その後、日産自動車の創設の歴史と当時の建物の床材、生産された車の車種とエンジンについてパネルや現物を見ながら説明を受け、当時の様子と現在の技術の違いを見学しました。次に、生産現場の工場内に移動して、横浜工場の主力製品であるエンジンの製造ラインの動きと管理体制の説明を受けながら、見学しました。

多くの部分で機械化が進んでいましたが、人の関わる部分では仕上りの品質管理ができるように、工程が完了する毎にランプの点灯で知らせるといった点検機能が働いていました。また、正確さと時間短縮につながるものづくりの工夫として、部品の取り出しを助ける機械を手作りで開発していて、参加者が最後にそれらの操作を体験することもできました。 (FYT)



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