その他情報/歳時/「桜さくら」「入学・就職」「穀雨」

1)「桜さくら」
春4月は、百花の季節であり、日本では春の花といえば「桜」です。
毎年春になると桜の開花予想や桜前線がテレビや新聞などに登場します。
対象となっている桜は"染井吉野"と呼ばれている品種です。
葉より先に花が咲くのが特徴です。
日本は南北に長いため桜の開花前線が3月から5月の連休ころまで北上します。
公園や川沿いの土手の樹の下でお花見をします。
今では全国民的な行事となっています。「花より団子」の人も多く見られます。

2)「入学・就職」
 人生の節目でもある入学・就職もこの季節です。
日本では、4月から始まり翌年の3月末で終わる「年度」制を使用しています。
平成15年度というと平成15年4月から平成16年3月までをいいます。
学校や国家予算等についても「年度」を使用しています。

ピカピカの1年生とか新社会人と呼ばれて、
真新しいランドセルや新調の背広の姿は、周りの人にも希望と明るさを感じさせます。

小学校の新入学者は交通事故、新社会人は歓迎会の急性アルコール中毒、カードローン、職場の
人間関係等いろいろと心配事があります。また、新しい環境に慣れたころに5月の連休が入り、
緊張感がとぎれそのまま登校しなかったり、出勤できない人もでてきます。
このような現象は「五月病」ともいわれています。

3)「穀雨」
 「穀雨」はこの頃に降る雨で「雨降って百穀を潤す」という意味から来ています。
春雨(はるさめ)ともいわれます。
春の暖かい雨の下ですくすくと伸びる季節でもあります。
穀雨は二十四節気の一つで、今年は4月20日です。

(二十四節気は古代中国の黄河流域で作られた季節区分ですので、日本とは少し季節がずれています。)





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